3月 27 2010
Vaio type P に Ubuntu 9.10 を入れて快適モバイル
社長が使わなくなったVaio type Pを貸してくれた。OSがVistaでものすごく遅いマシンだ。そこで、Ubuntu を入れてみた。無線LANの接続が不安定だったり、音が出なくなったりすることもあるが、ウェブのブラウズをしたり、メールチェックをするのには十分快適だ。手順を書いてみる。

- 他のPCで、Ubuntu 9.10 日本語RemixのISOファイルをUbuntu Japanese Teamのサイトでダウンロード。
- CD-ROMドライブがないので、Live CDの替わりになるUSBディスクを作成する。これには UNetbootin の Windows 版をダウンロード。UNetbootin を起動し、DistributionにUbuntu、読込元にUbuntuのISOファイル、書き出し先にUSBディスクを指定し、書き出す。
- Vaio PにUSBディスクを差し、起動する。Live CDが起動するので、OSのインストールを実行する。
- Windows と Ubuntu のデュアルブート環境のインストール方法はこちら。Partitionerを使ってUbuntuをインストールする領域を確保し、そのパーティションにインストールするわけ。今回は8GBを確保した。ちなみに、WubiというWindows用ソフトを使うと、ディスクにパーティションを確保することなく、Ubuntu をアプリケーションとしてインストールできるのだそうだ。
- インストールが完了したら、USBディスクを再起動。
- BIOS画面の後、GRUBが起動するので、Ubuntuが選ばれているのを確認して、[Enter]キーを押す。40秒足らずでログイン画面が表示。ユーザを選択し、パスワードを入力してログイン。20秒ほどで初期画面が表示される。
- 無線LANが接続を探し始めるので、アクセスポイントを選択し、パスワードなどを設定する。
- 「日本語環境セットアップ・ヘルパ」を起動し、必要な機能をインストール。
- 「Synaptic パッケージ・マネージャ」を起動し、追加のソフトウェアをインストール。
- そのうち、「アップデート・マネージャ」が更新の必要なソフトウェアを表示するので、指示通りに更新する。

特に、何も設定しなくてもサウンドは再生された。ただし、いくつかの音楽ソフトを使うといつの間にか音が出なくなる。USBオーディオ・アダプタを追加しなくても本体だけで音が出るというのはありがたい。これまで何度もLinuxをインストールしてきて、初めての経験だ。
メインマシンで仕事中、開いておいてメールチェックしたり、返事を書いたりするのにはちょうど良い。日本語入力システムはAnthyである。普段使っているATOKと比べると変換能率は落ちるが、MS IMEとの比較なら問題ないレベルだ。変換キー配列はATOKのタイプに変更できる。
ここで、失敗談を告白する。最初、USBディスクから起動するUbuntuを作ろうとして、トライしてみた。しかし、何度やっても、USBにインストールしたUbuntuは起動しないのだった。何度目かの失敗の後、あきらめてVistaを起動しようとしたところ、GRUBの「エラー画面」が表示されたのだった。Vistaまで立ち上がらなくなったのか、と青ざめてしまった。落ち着いて、戦略を練り直し、上に書いたように、HDDにUbuntu用のパーティションを作り、そこにインストールするのが最善の策だと気づき、その作業を粛々と始めたのだ。その結果がこのレポートだ。
[タグ] Ubuntu, UNetbootin, USBディスク, Vaio type P