6月 05 2007
Googleを超える広告ネットワークの可能性
Read/Write WebのSean Ammirati氏のコラムを紹介します。Googleが広告収入の3分の1がGoogle以外のサイトからのものであるため、ここに強力な競合相手が現れるとGoogleはこの巨大な収入を失ってしまう可能性があるということです。
グーグルの潜在リスク–オープン広告ネットワーク – CNET Japan
Googleがアナリストの評価水準よりも比較的弱い分野が1つある。Googleの収益の3分の1以上が、完全にGoogleの制御を外れていることだ。もっと細かく言うと、Googleの第1四半期の決算報告によると、収益の37%に相当する13億5000万ドルがほかのサイトでの広告配信からのものだ。これはMicrosoftが90年代半ばに抱えていた弱さと同じ種類の脆弱性だとわたしは考えている。
この分野の競争相手として成長が予想されるのが、 「オープン広告ネットワーク」であると著者は云います。これは、マイクロソフトの商用ソフトウェアに対してオープンソース・ソフトウェアが脅威になりつつあるのと同様、オープンで運営の透明な広告システムがGoogle広告の対抗勢力になる可能性があるということです。
現時点で、こうしたオープン広告ネットワーク的なシステムとして存在するのはOpenAdsですが、これは広告サーバであって広告ネットワークではないと著者は云います。
この概念について議論をすると、オープンソースの広告サーバである、Open Ads(以前のPHP Ads)の話になりがちだ。わたしはOpen Adsは価値のある役割を演じると考えているが、これは広告ネットワークではなく広告サーバだ。興味深いことに、このプロジェクトは、彼らの顧客の在庫の有名な広告ネットワークでの扱いを増やそうとするネットワークからのアフィリエイトで収入を得ている。
したがって、オープン広告ネットワークは今は実在せず、議論の中にだけ存在すると云うことになります。しかし、Googleが競争のルールを変えたように、いずれは誰かが新しい競争のルールをこの世界に持ち込むことになるでしょう。