6月 13 2007
mixiを超える存在は登場する
韓国のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の短い歴史を振り返ると、首位のSNSサイトの交代が起こりえることが分かると、ミュービック代表の権 倫永(クォン・ユニョン)氏はCNET Japanのコラムで述べています。韓国では何が起こったのか、日本で何が起きるのでしょうか。
mixiを超える存在は登場する–韓国SNSの歴史に学ぶ次の勝者の条件 – CNET Japan
韓国では過去10年間インターネットビジネスが持続的に拡大した。バナー広告のほか検索連動型広告、コンテンツの月額課金、アバターアイテムの有料販売な どのさまざまな収益モデルが登場し、市場規模は1999年の180億ウォン(邦貨換算で約24億円)から2005年の8863億ウォン(同約1165億 円)へと6年間で50倍になった。その歴史の中心には常にソーシャルネットワーキングサービス(SNS)があり、コミュニティ第1世代から韓国インター ネット業界の先導役を果たしてきた。
いやぁ、すごい市場規模ですね。そして、韓国におけるSNSの普及状況は人口比でいえば日本をはるかにしのいでいます。
2007年、日本で業界1位のSNSであるmixiの会員数が1000万人を超えた。現在韓国SNS業界1位のCyworld(サイワールド)の会員数が 1000万人を突破したのは2004年で、2007年2月には2000万人を突破した。韓国の総人口が約4800万人であることを考えると膨大な数字であ る。実に全人口の半数近く、24歳から29歳の層では10人に9人がCyworldの会員であるという。
しかし、Cyworldが当初からトップであったわけではなく、SNS登場からの変遷があったといいます。
- 1999年、Daum Cafeがオープン。2000年3月に会員数900万人に達した。SNSの需要を開拓した
- 2000年、Freechal(フリーチェル)設立。2002年2月に会員数1000万人を突破。より洗練されたデザイン、アバターやより簡単にコミュニティを作れる機能などの付加価値で人気を集める。2002年10月、コミュニティサービス有料化で凋落
- 2001年、業界第3位のCyworldが個人型コミュニティサービス「ミニホムピー」を開始。2002年、有料化したFreechalから大量のコミュニティがCyworldに移転し、シェアが逆転。2003年、音楽コンテンツの有料販売に成功したことで収入基盤が強化
そして、「2006年におけるCyworldの売上比率をみると、80%が有料アイテムの販売によるもので、広告はわずか20%」というほど、有料アイテム販売の分野で成功したということです。
日本において、mixiを凌駕するサービスが現れる可能性について、クォン氏は次のように述べています。
もしかすると、日本で第2のmixiになれるサービスは、かつてCyworldがFreechalのユーザーをそっくり奪っていった時のように、 mixiに載っている情報を簡単に移行できるプログラムと、ネット上の素敵な居場所を提供してくれるところになるのではないだろうか。
もちろんそれだけではなく、より使いやすいケータイSNSのインターフェースを提供することも次の飛躍に繋がる大きな鍵となることは間違いないであろう。
誰が、このシェアをとることになるか、今後が楽しみです。